10月21日、会社の同僚達とカジカを求め日高方面に向かった。15時過ぎ日高町シノダイ岬付近。なんと、道路標識が揺れる程の強風!嫌な予感が頭をよぎった。海を見るとやはり時化ていて沖の方まで濁りがキツイ状況であった。
どこで釣りしますかぁ~?「まぁ、やってみないとわかんなしょ!」みたいな感じで厚賀漁港右側のコンブ干し前に行き釣りを始めるも案の定、仕掛けに海藻が絡むわ、高波は来るわで1時間もしないうちに諦め隣の厚賀漁港で釣りをすることにした。
さぁ~ここなら風もたいした事ないし魚も港内に逃げ込んでるっしょ!的な話をしながら皆、気分を取り戻した様子で内心ほっとした。「よし、誰が一番初めに釣れるかなぁ」なんて会話をし、すっかりカジカを釣りに来たのを忘れ皆楽しそうで良かった。
さて私の隣に居たT君。仲間うちでは「レインマン」と呼ばれている。T君は「降水確率0%を100%に変える程の雨男だ!」一緒に釣りにはちょっと・・・みたいな感じだがなかなか憎めない男だ。雨不足で困っていたら私に連絡頂けたら無償でレインマンを貸し出し致します。笑
話がそれてしまったがそのレインマンにアタリがあったようでなにやら必死にリールを巻いてるじゃないですか!「おっ、どうだい、重たい?」聞くと直ぐに、「はい、重たいです」と返事が返ってきた。
私は海面にどんな大物が浮いてくるか期待していたその時、なんと海面にあがってきたのは55センチ程のハモ~ンではないですか!すっかりT君も気を良くした様子で一安心した。
次に私にも待望のアタリがきた、釣れたのは、可愛いハゴトコちゃんだった。するともうひとつの竿にもアタリがきた。「おっ、まずまずの重量感」まさかハモ~ンではないだろう?がっ!そのまさかのハモ~ンであった。ここ、ハモ居るんですね。T君が言った、またアタリ。またハモ~ン。またアタリ。またハモ~ン。いい加減、ハモを仕掛けから外すのが疲れたなぁ。なんて贅沢な事を話していたのがいけなかったのかなぜかそれ以来、アタリがなくなり退屈な時間を過ごす羽目になった・・・
「多分、またハモかぁ。と言う事がダメだったのでしょう。」
ちょうどこの日は、オリオン座流星群のピークの日で1時間に30個位流れ星を見る事が出来た。あれから何時間経ったんだ。しかし、アタリが無いまま時間だけが過ぎ、だんだん風も強くなり、一人、また一人と車に戻っていき結局最後は、私とT君の二人だけになり「そろそろやめるかぁ?」また、次回リベンジだね♪と言い釣り場を後にした。
次回は必ず釣るんで楽しみにしてて下さい。