2012-12-08 (土) - 16:49 釣行メモ 釣行日 2012-11-21 場所 釣り新聞北海道:747号 当社テスター 大杉和洋さんが アブラコ・カジカ釣りのお薦めポイントと攻略法を特集! ******************************************* 釣り会では、アブラコ、カジカは絶対に外せない対象魚で、これらの魚を的確に釣り上げることが上位入賞のカギとなる。もちろん釣り大会だけではなく通常の釣行でもアブラコ、カジカは釣り人を楽しませてくれ、特にカジカは、寒くなるこの時期、鍋やみそ汁などの具材としてもとてもおいしい魚。釣るのも食べるのも大好きな魚だ。そこで、この特集では、私の好きな秋の釣り場と攻略のヒントを紹介するので参考にしてほしい。(大杉和洋) 近距離のカジカには大きめのカット カジカを拾い釣りする場合、ちょい投げは欠かせない。イソガニなどを求め浅瀬にいるカジカに対しては生のソーダガツオをとにかく大きめにカットし、エサの存在に気づかせる工夫が必要。食い気のあるカジカは大きなエサを見て思わず飛び付くだろう。 食い渋り時は小さめにカット 夜が明けた後、アブラコを狙う場合、夜間カジカ狙いで使っていた大きめにカットしたソーダガツオにアブラコがなかなか反応しない場合いがある。当たりはあるが、なかなか食い込まないときはソーダガツオを小さめにカットしてみると意外に型物のアブラコが連発することがある。 なぎのときはエサを躍らせる 潮止まりやなぎで魚の反応が悪いときは、ソーダガツオの真ん中にはさみで切れ目を入れてヒラヒラさせると魚が気づいてくれる可能性が高くなる。 匂いでアピール しけで夜のうちから遠投しなければならないときや、しけの影響で水が濁っているときはにんにく臭が効果的。つまり、視覚で魚にエサの存在をアピールできないときは嗅覚を刺激しエサの存在を知らせることが釣果アップにつながるということ。 遠投は塩で締めたエサ 沖の根周りを狙い遠投する場合、生のままのソーダガツオだとエサ持ちがあまり良くない。そんな場合は市販の塩エビ粉などで軽く締めると飛距離も若干伸びるうえ、エサ持ちも良くなるので釣果アップにつながる。 仕掛け アブラコ、カジカ釣りは状況により仕掛けを使い分けしており、ここでは3点を紹介する。ネット仕掛けと両テンビン仕掛けは主に拾い釣りをする場合に使用している。また、使用条件としては距離が必要ない場合に有効で、しけ時は根掛かりしやすいので使用していない。胴突き2本バリ仕掛けは、遠投で狙う場合に使用し、しけ時でも使用する。 お薦め釣り場 ①青島海岸(石狩市) ②小田西川河口海岸周辺(島牧村) ③大狩部海岸(新冠町) ④石倉海岸(森町) ⑤コロップ川河口海岸周辺(えりも町) ⑥越海海岸(新ひだか町) 釣り人 tanken