平成23年「JFW親子船釣り教室」開催レポート
夏の本番を迎え、各地でマリンレジャー真っ盛りの7月3日(日曜)石狩湾新港で「JFW親子船釣り教室」(JFW:日本釣り週間企画)が日本釣振興会北海道支部の主催で開催されました。
早朝の6時30分集合にも関わらず、1時間も前に来られた親子や、遠くは北斗市より車を走らせ参加した親子など、子ども達の目は輝いていた。今年は東日本大震災の影響で津波の恐怖心や、自粛により参加者が減るのでは無いかと思っていましたが、昨年より多い17組37名の参加者で開催され、特長としては船釣りが初めての方と女性の参加が多くみられ、ご夫婦とお嬢さん2人の4名で参加されたファミリー、まさに「釣りガール」等のブームがやって来たのか、ファミリー参加型の釣り人が増えてきたのか、何にしても女性や子供が釣りに対して興味を持って頂ける事は釣りに携わっている者としては嬉しい事であります。
6時30分から受付、竿やライフジャッケトの持ってこない方は日釣振より無料レンタルで借り、竿にリールをセッテングし、7時からイベントの説明、日釣振北海道支部よりの挨拶があり、「田島淳史」さん(ホウムラ・テスター)と「日野和夫」さん(マルキュー・インストラクター)による釣り教室が開催され、竿の扱い方、カレイの釣り方・マナー講習や岸壁などでのブラー釣りなどの説明があり、7時40分には3隻の遊漁船に分かれで乗船して出港。
風が少し吹いていましたが、釣りには影響なく石狩新港沖20~21mのポイントでカレイ釣りを体験、船縁で小さな子供がロッドをしならせながらリールを巻く姿は、「絶対に釣ってやる」と言う賢明さが伝わって来て凛々しさも感じられます。全員が船釣りを体験し親子でマガレイ、ソウハチカレイなど20~50枚程度の釣果があり、満足して頂ける教室だったと思われます。
12時に沖上がりをして帰港、船釣り教室ながらも各メーカー様より提供頂いた協賛賞品で、親子チームの1匹身長での順位を決め全員が賞品を頂き大変喜んでおられました。
優勝は28.5㎝のマガレイを釣った坪谷美幸さん、菜摘美(12才)親子
2位は28.5㎝のマガレイを釣った小川正純さん、凌くん(12才)親子
3位は28.0㎝のマガレイを釣った馬渡(モウタイ)淳也さん、勝大くん(10才)親子
さらに今回の遊漁船を出して頂いた「第38海王丸」の渡邊漁業さんより「アキアジのぬかづけ」・「生ワカメ」の協賛を頂きジャンケン大会を開催し大いに盛り上がっていました。
「親子船釣り教室」も今年で3回目の開催で、ファミリーでの参加で釣りを体験して頂き、釣りの安全に対する意識やマナーの向上に役立て頂ければ幸いと思っています。また、最近は食事やキャンプへ行ってもゲームをしている子供が多い中、準備から始り実釣、帰って料理や食することを含めると、ファミリーでフィッシングゲーム楽しみ時間を共有出来たことは、親子の絆にとって少しは貢献できたと思います。
今回の「JFW親子船釣り教室」にご協賛頂いたがまかつ、グローブライド、シマノ、ハヤブサ、マルキュー、フジワラ、ホウムラ、北海道のつり各社様にあらためてお礼申し上げます。
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